竹からの光でほんのり明るい会場周辺（29日撮影）
秦野市菩提の新田川で６月29日・30日、竹から浮かび上がる光を楽しむ「ホタルと竹あかりの夕べ」が行われた。生憎の天候だったが30日は数匹のホタルが見られ、集まった人たちは幻想的な光の演出を楽しんだ。
竹あかりは地元の人たちが「集落の氏神さんを盛り上げよう」とアイデアを出し合い一昨年から始めた。設置された花や昆虫などが描かれた竹は、地域の人や子どもたちが作ったものだ。
会場となった新田川周辺には、約２５０本設置された。竹から浮かび上がる光に「きれい」、「竹に描かれた絵が光で浮き出ていていいですね」と訪れた人は見入っていた。主催した菩提竹あかり実行委員会会長の古谷信行さんは「天気に左右されるので、この時期は開催の判断が難しいと感じた。小雨の中での開催でしたが、地域の方やお子さんが見に来てくれて楽しんでくれたので良かった。次回は、開催時期など皆で話し合い検討したうえで今回よりも良いイベントにしていければ」と話した。
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