一人ひとり自作の新聞を発表
秦野市立東公民館で８月20日、「家族新聞づくり講座」の発表会が行われ、色鮮やかな手作り新聞が披露された。
この講座は家庭でのコミュニケーションを促すことを目的に開催されており、今回は11家族17人の親子が参加した。講師は、市内外でＰＴＡ広報や学校新聞作りの指導にあたる武勝美さん。全２回の講座で、初回に新聞の発行部数など新聞の現状や作り方などについて学び、２回目の発表会では自宅で仕上げた新聞を持ち寄った。
当日の発表では「マンモス新聞」や「パン新聞」、「東日本大震災復興の現状」など個性光る様々な新聞が登場した。毎週登っている「丹沢」をテーマに過去２回新聞を作っている野川歩さん（９）は、今回はブナの木が立ち枯れしていることに着目してまとめた。「ビジターセンターの人に話を聞いたり、実際に山に登って写真を撮ったりしました。写真撮影は霧の影響で４回目に登った時にやっと撮れて、大変でした」と話した。
武さんは「皆やる気があって良かった。思い出を楽しさだけでなく、新しい視点から書けているものが多かった」と講評。発表後には一人ひとりに修了証書が手渡された。
手作り新聞を掲げる参加者
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