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秦野版 公開:2019年9月20日 エリアトップへ

文化会館の愛称決まる 「クアーズテック秦野カルチャーホール」に

経済

公開:2019年9月20日

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10月1日からクアーズテック秦野カルチャーホールに変わる文化会館
10月1日からクアーズテック秦野カルチャーホールに変わる文化会館

 10月1日から秦野市文化会館が「クアーズテック秦野カルチャーホール」に変わる。これはネーミングライツ(命名権)による愛称で「中栄信金スタジアム秦野」、「ペコちゃん公園はだの」に次ぐ市内では3カ所目。

 ネーミングライツは秦野市の歳入確保策の一つ。市と事業者が協力して市民に親しまれる施設を目指すもの。契約は10月1日から5年間になる。大ホールと小ホールの前に看板が設置される。

 今回ネーミングライツパートナーとなったクアーズテック(株)(本社/東京都品川区)は、市内曽屋に秦野事業所を構える。半導体を作るのに欠かせないシリコン部材製品などを製造するほか、国内では同社唯一の研究所があり、新技術の開発に取り組んでいる会社。秦野事業所の総務担当者はネーミングライツへの応募理由を「当社の製品や取り組みを知ってもらいたいという思いからです。当社は研究成果や製品を送り出し『素晴らしさをもっと実感できる世界に』していきたいというビジョンを掲げております。伝統・文化を時代に合わせて市民に届け続けるという文化会館に共感できたからです」と語った。

 文化会館の曽我裕美子館長は「愛称と共に市民、利用者に親しまれるように努めていきたい」と話している。

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