地域で社会参加活動を積極的に行っている高齢者グループを内閣府が紹介する「社会参加活動事例」に、公益社団法人秦野市シルバー人材センターの会員が組織する互助会所属のサークル「パソコン研究会」(武田進代表)が選ばれた。同研究会が設立当初から行っている「パソコン無料相談」が、地域福祉の推進に貢献していることなどが認められた。
この取り組みは、すでに高齢期を迎えた人やこれから迎える人の生き方の参考としてもらうというもので、内閣府が毎年実施している。大学教授などで構成された選考委員会のメンバーによって、全国から推薦された79団体の中から今年は53団体が選ばれた。
同研究会は2002年に設立。パソコンによる情報交換と活用研究、一般市民を対象にしたパソコン無料相談の実施他を主な活動にしている。
パソコン無料相談会では、パソコンの操作や設定などで困っている市民へのアドバイスを行う。毎月2回、午前10時から正午の2時間、保健福祉センター内で開催している。「長く続けてきたことが今回の選考に結びつき嬉しい」と武田代表。「相談者には初心者も多いので、専門用語ではなく分かりやすい言葉で説明することを心がけています。これからも続けていきます」と話した。
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