光増（みつます） 栄さん 76歳秦野市鶴巻南在住
卓球を始めたのは、６年半前。それまでテニスをやっていたが故障で休止していた。運動好きなこともあり、他にかわるスポーツはないかと模索していた時、友人の紹介で卓球に出合った。
スポーツは得意だったこともあり自信はあった。しかし実際にやってみると思うようなプレーができなかったという。悔しさと情けなさがこみ上げた。上達するために一球でも多く打ち込む必要があると思い、ツチヤ卓球教室（秦野市南矢名）の門を叩いた。元来の負けず嫌いな性格が、自らを動かした。
教室には週１回、２時間みっちり練習に励む。縦横等様々な回転がかかる球に対応できるように打ち込みをする。基礎練習は決して欠かさない。「テニスとは違う球の回転。知れば知るほど卓球の面白さ、奥深さにのめりこんでいった」と話す。もともと身体能力が高く、対応は早かった。同教室の土屋道夫コーチは技術力の高さを評価する。「週１回の卓球教室での練習が楽しみになっています」と笑う。
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