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秦野版 公開:2019年10月11日 エリアトップへ

秦野の工業地、上昇続く 県が地価調査結果を公表

経済

公開:2019年10月11日

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 神奈川県は9月19日、地価調査結果を発表した。この地価調査は、知事が土地取引の指針とするために毎年1回、基準値の標準価格(基準地価格)を判定し、公表しているもの。国が年1回公示している公示価格とあわせて、一般の土地取引価格の指標や公共事業用地の取得価格算定の規準などに利用されている。

 基準地価格は2019年7月1日時点での、基準値1平方メートルあたり(林地は10aあたり)の価格。秦野市では、住宅地18地点、商業地4地点、工業地1地点、林地1地点で調査が行われた。

住宅地・商業地は下落率小幅に

 市内の住宅地、商業地を見ると、全体的に価格は下落傾向にあるが、前年に比べて変動率は小幅になってきている。

 住宅地の平均価格は8万3400円(前年8万4900円)で、平均変動率はマイナス2・2%となった。調査地点のうち、最も変動率が低かったのは「曽屋2丁目1965番20」で横ばいの0・0%、最も大きいのは「北矢名字おおね台666番143」でマイナス4・8%となった。

 商業地の平均価格は17万2000円(前年17万5300円)で、平均変動率マイナス1・9%となり、こちらも下落した。最も変動率が低かったのは「鶴巻北2丁目1176番1」でマイナス1・1%。「本町2丁目2672番30」は市内最高額の21万円(前年21万5000円)だったものの、変動率は最も大きくマイナス2・3%となった。この数値は、県内商業地の下落率順でワースト10にあたる

新東名の影響か工業地は上昇

 一方、工業地の基準地価格は上昇を続けており、調査地点の「堀山下字荒井ヶ谷戸320番2外」では変動率2・5%(前年2・3%)で5万3800円となった。上昇の要因は明確ではないものの、伊勢原市をはじめ厚木市、綾瀬市などでも基準地価格の上昇が見られることから、開通が近づく新東名高速道路の影響と推測できる。

 なお、林地の調査地点「渋沢字下山1697番3」では価格が126万円(前年128万円)で、変動率はマイナス1・6%となった。

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