市民から話を聞き、啓発品を配る加藤さん（右）
「安全・安心まちづくり旬間」の防犯キャンペーンが10月18日、東海大学前駅駅前広場で行われた。毎年10月11日から20日までを「安全・安心まちづくり旬間」と定め、秦野警察署をはじめ関係団体が犯罪抑止のキャンペーンを実施している。今年は秦野市出身の女子プロ野球選手・加藤優さん（埼玉アストライア所属）を「特殊詐欺撲滅大使」に任命。トークショーや啓発活動などを行った。
キャンペーンで初めに井原義春警察署長が挨拶。「振り込め詐欺は減少しているものの、市内では今年すでに27件４７００万円の被害が出ている。家電量販店を装い『キャッシュカードが不正に使われている』などと暗証番号を聞き出すといった新しい手口も出てきていることを市民に伝えてほしい」と話した。その後、警察犬になるための訓練をしている犬３頭によるデモンストレーションや、道行く人に向けて啓発活動が行われた。
加藤さんは「私のおばあちゃんにも不審な電話がかかってきていました。大丈夫だろうと思っていてもひっかかってしまうので、日頃から気を付けてもらえれば」と話していた。
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