自分で考えたプランを皆に提案する児童
末広小学校で11月28日、５年生１２１人を対象に「交通スリム化教育」が行われた。この取り組みは、交通渋滞の緩和などをめざし、自動車の効率的な利用や公共交通について学んでもらおうと市交通住宅課と小学校が共同で行っているもの。他にも大根、上、北で実施しており、末広小が今年度最後となった。
授業では最初に行動プランシートが配られ、バスやタクシー、自転車などクジで決めた移動手段を必ず入れて、末広小からイオン、秦野戸川公園を回って末広小に戻るプランを考えた。その後、個人で考えた移動手段の中から一番良いのを選び、班のプランとして決定。そのプランでかかる料金や時間、ＣＯ２や消費カロリーなども計算し発表した。児童らはプランの良い所、悪い所を話し合い、担任教諭から「かしこく車を使いましょう」と呼びかけられると、大きな声で「はい」と答えていた。
児童の一人は「自動車がＣＯ２をたくさん出していることを知って驚いた。なるべく自分の足や自転車で移動して、自動車は必要な時に使えば環境も良くなると思う」と話した。
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