地場食材にこだわり験を担いだボリューム満点の丼
市内ラーメン店「味乃大久保」（菩提１４７の５）で、地産地消の受験生応援メニュー「合格を鶏勝つんだ丼」が販売されている。店主の小野瀬幸弘さんが、地元の美味しいもので学生を応援したいという思いから始めた取り組みで、今年で４年目となる。
「合格を取り（鶏）勝つ（カツ）」と名付けられたソースチキンカツ丼。秦野産の小麦で作ったパン粉で揚げ、ホウレンソウやキャベツ、トマトも地場産のものを添えた。米は学問の神様・菅原道真公を祀る菅原神社の宮司が祈祷した秦野産の「はるみ」を使っている。
注文時に「受験生です」と告げると、同神社の合格祈願鉛筆を進呈している。値段は「ハハハ」と笑えるようにとの思いを込め、末広がりの８８８円（みそ汁・お新香付、税込）。上の子の受験の時に食べたという保護者から、「今年もやっていますか」と問い合わせが寄せられるなど徐々に浸透しているという。「少しずつでも市内にこういった取り組みが広がってくれれば」と、大久保さんは話す。
同店では２月２日（日）に、受験生応援イベントを実施。先着20人に、イラストレーターの中村千代乃さんがその場で名前を入れてくれる「合格祈願しゃもじ」をプレゼントする。問い合わせは味乃大久保【電話】︎０４６３・７５・２５２２へ。
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