秦野市戸川１２００にある「稲荷木遺跡」で２月８日（土）、遺跡見学会が開催される。時間は午前10時から正午まで、午後１時半から３時半までの２回開催。内容は２回とも同じ。荒天の場合は翌日同時刻に順延。
この遺跡は新東名高速道路の建設に伴い、２０１６年から発掘調査が行われているもの。縄文時代から江戸時代にいたるまでの遺構や遺物が発見されている。縄文時代では、敷石住居跡や竪穴住居跡などの居住域と、配石墓や土抗墓などの墓域、配石遺跡を中心とした祭祀域を確認。奈良・平安時代では竪穴住居跡が、江戸時代では富士山の噴火による火山灰を埋めた宝永火山灰の廃棄土坑が発見されている。
見学会では、３０００〜５０００年前の縄文時代の住居跡やお墓、遺物の見学をし、実際の出土品や写真パネルを用いた説明が受けられる。参加無料。事前申し込み不要。当日現地に直接行って参加できる。駐車場には限りがあるため、公共交通機関の利用を。問い合わせは市生涯学習課文化財・市史担当【電話】０４６３・８７・９５８１へ。
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