肩にもかけられるバッグ
菩提のラーメン店「味乃大久保」の店主・小野瀬幸弘さん＝人物風土記＝と、市内在住のイラストレーター・中村千代乃さんが、市民に環境への意識を高めてもらいたいと、エコバッグを作製した。このバッグは二人が立ち上げた「ＨＡＤＡＮＯエコプロジェクト」を中心に広めていく予定。
今回のバッグは買い物時に使いやすいようトートバッグサイズで作製。また、環境への配慮からいずれ土に還るコットンを１００％使用した。
バッグの作製にレジ袋20〜30枚分のコストがかかったそうだが、長く使い続けることでこれ以上のレジ袋削減に繋げられる。中村さんは長く使いたくなるようなデザインにしたいと、秦野の丹沢の山並みや水無川、八重桜を盛り込み、愛着が持てるように工夫した。
バッグは趣旨に賛同した市内17店で５００円で販売されており、誰でも購入できる。利益の42円から、20円を秦野市のみどり基金に寄付し、残りをバッグに同封するエコ知識の説明書等に使う。
同プロジェクトは個々がエコ活動を発信・共有して、行動する人を増やすことを目的に活動。約１５０人のメンバーがマイボトルやマイ箸、エコ運転等を実践している。また、リサイクル工場の見学や生ごみ処理機キエーロのワークショップなども行っている。
小野瀬さんと中村さんは「メンバー一人ひとりがエコなことを考え、取り組みを広げている。本気で環境のことを考えてくれる仲間を募集しています」と話した。同プロジェクトの問い合わせは小野瀬さんへ【電話】０４６３・７５・２５２２へ。
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