ダンス動画の映像
市内で学童保育と放課後等デイサービスを運営するＮＰＯ法人Ｌｉｎｋ（國松基祥代表）がＹｏｕＴｕｂｅに公式チャンネルを開設し、児童たちのダンス動画を公開した。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止になったショーで披露するはずだったもので、現在４本の動画が上げられている。
動画のダンスは当初、クアーズテック秦野カルチャーホール（文化会館）で３月29日に予定していた「第３回努力は自分のために 今できること」に向け練習を重ねていた。発達障害や知的障害、自閉症の子どもたちを含む小・中学生が参加するステージで、法人設立５周年を記念し初の大ホールを予定していた。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大が本格的になり、感染防止のため文化会館が休館に。一度は４月26日に延期したが、県の自粛要請を受け完全中止という苦渋の決断を下した。
公式チャンネルでは、発表の場を失った子どもたちの努力の成果を披露。撮影場所は学童保育やスタッフの自宅、散歩中に見つけたロケーションの良い場所など。新型コロナで中止となったヨーヨー世界大会に出場を予定していたパフォーマー４４〇（ヨヨマル）さんとのコラボ動画もある。
また、高齢者施設が近い場所では撮影中、窓から子どもたちが踊る様を楽しそうに見学する入所者の姿も見受けられたそうだ。動画は今後も増やす予定で、ダンス以外の内容も検討している。
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