神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
秦野版 公開:2020年6月12日 エリアトップへ

フェイスシールドを手作り 広畑小6年 飯島匠人君が寄付

教育

公開:2020年6月12日

  • X
  • LINE
  • hatena
フェイスシールド制作の実演をする飯島君
フェイスシールド制作の実演をする飯島君

 飯島匠人(たくと)君(広畑小学校6年)がフェイスシールド約60個を手作りし、秦野市社会福祉協議会などに寄付を行った。

 特別養護老人ホームで働く母親のゆきゑさんから、新型コロナウイルス感染症の飛沫感染予防アイテムとして、フェイスシールドが福祉の現場で活躍していることを聞いた飯島君。しかし、身近な施設ではまだ手に入っていない現状を知り、自分でも作れないかとインターネットを検索した。フェイスシールドの作り方を解説している動画を見つけ、工作が得意だったため、実際に作ってみることにしたという。

 材料は全て100円均一の店舗で購入。顔を覆う部分はB4サイズの透明な硬質カードを切って使い、ワンタッチホックを利用してシールド部分が動くようにしたほか、額部分にクッションを、頭への装着時に調節しやすいようマジックテープを活用している。硬質カードの加工は力がいるため、ゆきゑさんが手伝ったが、あとは全て飯島君が作業。「最初は1日に1、2枚しか作れなかったけど、だんだん慣れてきて6枚くらい作れるようになった」と話す。一番力のいるワンタッチホックの取り付けに定規を使うなど工夫し、効率化を図っていった。

 出来上がったフェイスシールドは最後に除菌シートで拭き、ゆきゑさんを通して施設に寄付。スタッフに喜ばれ、感謝の手紙も貰ったことで創作意欲に火が付き、早いペースで次々と作り上げていった。多くの人に使ってほしいと、社協にも寄付したという。

 「みんなに必要だと思って作った。これが使わなくてすむようになればいい」と飯島君。「人の役に立つことをしたい。夏休みの自由研究とかで子どもでも作れるぬわないマスクとか考えてみたい」と話した。

寄付した施設からは感謝状も贈られた
寄付した施設からは感謝状も贈られた

秦野版のローカルニュース最新6

抽選会の当選者決まる

丹沢まつりスタンプラリー

抽選会の当選者決まる

西商店会連合会

5月3日

点字の基本学びませんか

点字の基本学びませんか

点訳ボランティア講座

5月3日

四季折々の油絵を楽しむ

四季折々の油絵を楽しむ

「渋谷個展」 5月6日まで

5月3日

熱のこもった演奏を披露

熱のこもった演奏を披露

明大マンドリン 演奏会

5月3日

市民吹奏楽団が演奏会

市民吹奏楽団が演奏会

5月18日 文化会館

5月3日

セルフタッピングで自分を癒そう

【Web限定記事】はだの生涯学習講座

セルフタッピングで自分を癒そう

5月25日 本町公民館で

5月1日

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 10月27日0:00更新

  • 10月20日0:00更新

秦野版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook