お互いの距離を取りながら食事する参加者
渋沢地区と西湘地域で多世代交流や親子に焦点をあてたイベントなどを企画するＮＰＯ法人「子育ての輪Ｌｅｉ」が７月17日、渋沢公民館でコミュニティ食堂「おにぎり」を実施した。
この食堂は、親子連れや地域の人が集まって夕食を共にする場で、多世代交流の場として渋沢地区と中井町で開催している。渋沢地区は２０１８年に曲松児童センターでスタート、19年４月からは渋沢公民館で毎月第３金曜日に行っている。
参加者が調理に参加するのも特徴で、これまで親子丼や中華丼などを作り食卓を囲んできた。口コミを中心に参加者が増え、50人近くの人が集まる場所となっていた。
しかし新型コロナウイルス感染症拡大の影響で３月から休止。感染症対策をしながら地域でつながりを作る方法を模索し、寄付で集まった食材を希望者に届けることにした。その中で食堂の開催を望む声もあり、市内にある「日本料理広美」の協力を得て弁当を提供する形で、６月から事前申し込み制で人数を制限して再開した。
この日は乳児から中学生と保護者４組が参加。お互いの距離を取りながら食事を楽しんだ。参加した女性は「子育てのヒントももらえて嬉しい」とコメントした。
渋沢地区を担当する磯辺友里副理事長は「コロナ禍の中で、どうしたらコミュニケーションをとれるのか模索している。何らかの形でその場を作りたい」と話した。
次回は８月24日（月）に堀川公民館でおやつをテーマに実施予定。詳細は【携帯電話】０８０・２０４７・６６３３（留守電にメッセージを）、または【メール】kosodatenowa_lei@yahoo.co.jpへ。
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