秦野市立南公民館で8月7日、「子ども七宝焼き教室」が開催された。小学生11人が参加。思い思いの七宝焼きのキーホルダーを完成させた。
七宝焼きとは銅、銀などの金属素地に、七宝用の絵具であるガラス質の釉薬を盛り、750〜950℃で焼き付けて装飾する工芸品。紬薬の乗せ具合や微妙な温度差で、同じものができることはなく、世界に一つの自分だけのオリジナルの作品ができる。
講師は南七宝クラブの森静江さん。始めにどのような図柄にしたいかなどの確認がされ、作り方をレクチャー。子どもたちはこれからの作業にワクワクと目を輝かせながら聞いていた。
いざ作業が開始されると「沖縄旅行の思い出のハイビスカスの図柄にしよう」「どの色を使おう」などと子どもたちは真剣。色を塗っていく作業では、色がくっつかないようにしたり、濃さを調節したりするのに苦戦している様子が見受けられた。
約2時間の作業の末、各々自慢の作品が完成。子どもたちは自分の作った七宝焼きのキーホルダーを手に笑顔を浮かべていた。
今泉台在住の大庭咲愛(さくら)ちゃん(9)は妹の彩愛(あやな)ちゃん(6)と参加。『S』を中心に描き「英語を書いたことがなくて挑戦してみた。ネックレスにしたい」と笑顔で話した。
主催した同公民館は「毎年大人気の事業。今年はコロナの影響で定員を減らしましたが、来年は元通りにできたら」と話した。
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