神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
秦野版 公開:2020年8月28日 エリアトップへ

コロナに打ち勝つ 未来へつなぐ平和の灯

社会

公開:2020年8月28日

  • X
  • LINE
  • hatena
広場に並べられたキャンドル
広場に並べられたキャンドル

 75回目の終戦の日、クアーズテック秦野カルチャーホール(文化会館)の市民広場でピースキャンドルナイトが開催された。秦野市は8月15日を「秦野市平和の日」と定め、市民一人ひとりが平和と命を大切に考え、行動する機会としている。このピースキャンドルナイトは今年で13回目。平和の日を象徴するイベントになっている。例年は多くの参加者と共に開催するが、今年はコロナ感染拡大防止のため、実行委員会とボランティアのイベントサポーターで実施された。

 夜の帳が下り始める午後6時、点灯式が始まった。まずは、広場中央の竹のオブジェの中に設置されたメインキャンドルに広島平和記念公園の「平和の灯」から採火した灯が、高橋昌和市長と森田和夫委員長により点火された。高橋市長は「コロナ感染拡大防止のため一般の来場を控えていただいたが、来場できなかった人たちと平和への想いを共にしたい。恒久平和への思い新たに、コロナ禍に打ち勝つことを祈念したい」と挨拶。

 その後は約100人のボランティアが市民手づくりのキャンドル4000個に灯を灯していった。「定年後、自分のまちに貢献したいとの思いで参加した」という河原町在住の70代の女性は、今年で参加して10年目だ=写真下。キャンドルの火を静かに見つめながら点火していた。また、2009年に親子ひろしま訪問団として平和の灯を採火する事業に参加したという曽屋在住の大学3年生の女性は「サポーターとしてまた参加できて感慨深い」と話した。

 同事業を担当する市文化振興課の担当者は「無観客での開催となったが多くの皆さまのご協力で平和の灯を灯すことができた。後日公開する動画を見ていただき、改めて平和について考える機会にしていただきたい」と話している。この日の様子は、秦野市公式YouTubeで9月中旬ごろまでに公開される予定。

秦野版のローカルニュース最新6

抽選会の当選者決まる

丹沢まつりスタンプラリー

抽選会の当選者決まる

西商店会連合会

5月3日

点字の基本学びませんか

点字の基本学びませんか

点訳ボランティア講座

5月3日

四季折々の油絵を楽しむ

四季折々の油絵を楽しむ

「渋谷個展」 5月6日まで

5月3日

熱のこもった演奏を披露

熱のこもった演奏を披露

明大マンドリン 演奏会

5月3日

市民吹奏楽団が演奏会

市民吹奏楽団が演奏会

5月18日 文化会館

5月3日

セルフタッピングで自分を癒そう

【Web限定記事】はだの生涯学習講座

セルフタッピングで自分を癒そう

5月25日 本町公民館で

5月1日

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 10月27日0:00更新

  • 10月20日0:00更新

秦野版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook