落語の解説をする春風亭一左さん
秦野市出身の噺家、春風亭一左さんによる「落語ワークショップ」が９月６日、クアーズテック秦野カルチャーホールで行われた。これは、今年３月に落語界の最高位「真打」に昇進した一左さんが10月に「真打昇進披露公演」を行うにあたり、プレ事業として開催されたもの。当日は約60人が参加した。
ワークショップは２部制で行われ、１部では一左さんが落語の基礎知識や演じ方、所作などを実演を交えて解説。落語界の上下関係や給料などの裏話も飛び出し、初心者から落語好きまで楽しめる内容となった。
２部では実際に落語を披露。兄弟弟子の春風一刀さん（二ツ目）のあと、真打・一左さんが登場し、参加者はその語り口に聞き入った。
参加者らは「普段聞けない落語のイロハや見習い期間の話などが聞けて大変貴重な時間だった」「一左さんの声は古典落語に合う渋い声で聞きやすかった」「コロナ禍の中でも落語を通し、はだのふるさと大使として秦野を宣伝してほしい」などと感想を述べた。
「春風亭一左 真打昇進披露公演」は10月３日（土）に開催。全席自由２０００円。チケットの問い合わせはクアーズテック秦野カルチャーホール【電話】０４６３・８１・１２１１へ。
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