国立代々木競技場第一体育館で10月2日から4日に開催された「関東チアリーディング選手権大会」に参加し、各部門で優勝などの結果を収めたあつぎオールスターズ。そのメンバーとして、秦野市在住の吉浦優愛(ゆあ)さん(西中1年)と莉愛(りあ)さん(西小5年)の姉妹も出場した。
今年は新型コロナの影響でチーム構成人数を減らし、「チアリーディングスピリッツ」と「チアフルダンス」の2部門制となった同大会。同チーム一番の強みである「スタンツ」(組体操のように人を持ち上げポーズを取る技)が接触を避けるため禁止になり競技時間も短縮に。密を避けた陣形でダンスやジャンプ、モーション、シンクロ性などが採点された。
2人が出場したのは、チアリーディングスピリッツのディビジョン1。優愛さんの中学生チームは優勝、莉愛さんの小学生高学年チームは準優勝となった。
大会1カ月半前に練習でケガをしたという優愛さん。完治に時間がかかると言われたが、いきつけの接骨院の協力でリハビリ・治療に専念し、10日で練習に復帰した。競技スタイル変更により個の失敗がより目立つようになったため、練習では競技精度向上を目指したという。
莉愛さんは「選手同士が2m以上近づくと減点になるし、いつもと勝手が違いやりにくかった」と話す。小柄な莉愛さんは体が大きい選手に見劣りしないよう、「モーション」で力強くシャープに動けるよう練習に力を入れた。
11月13日から15日に開催されるジャパンカップへの出場を予定している吉浦姉妹。「今回の演技より、さらに上を目指したい」と優愛さん。莉愛さんも「次は優勝できるよう、チームのみんなで協力していきたい」と抱負を語った。
秦野版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>