一人ひとりに話す機会があり、小規模校ならではの授業を受ける児童ら
「Ｃｕｌｔｕｒｅは日本語でどんな意味？」-。１月19日に上小学校（中村克己校長）の６年教室で外部講師による英語の授業が行われた。同校では「英語が楽しくわかる授業」をテーマに、２０１９年10月から秦野パサデナ友好協会（六本木康会長）の会員らによる６年生への英語の授業が行われている。今年度の同会協力による授業は13回を予定しており、この日で10回目。同会の会員らも授業の見学に訪れた。
今回は東海大学の中川浩准教授と西川惠准教授が講師を務めた。国と文化の違いについて、英語を通して指導。「Ｗｈａｔ ｃｏｌｏｒ ｉｓ ｂａｎａｎａ？（バナナの色は何色ですか？）」に対し、児童らは「黄色」と即答。中川さんは「他の国では緑色っていうところもあるし、茶色っているところもあるよ」などと児童らとやり取りしながら、国による習慣や文化の違いについて教えていた。
授業を終え「英語をただ教えるだけでなく、国や文化の違いについて、うまくおりこめたと思います。子どもたちも楽しんで授業を受けてくれ、積極的に反応してくれました」と中川さん。中村校長は「上小は小規模校なので英語の専科の先生がいません。今後も外部の先生に力を借りて英語教育を進めていきたい」と話した。
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