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秦野版 公開:2021年2月19日 エリアトップへ

子どもの創造力をカタチに 弘済学園がTシャツを制作

社会

公開:2021年2月19日

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自分の作品でできたTシャツを紹介する子どもたち
自分の作品でできたTシャツを紹介する子どもたち

 3歳から30歳までの知的障害・自閉症児者が利用する「総合福祉センター弘済学園」(秦野市北矢名・高橋潔園長)がこのほど、利用者の作品を使ったTシャツを制作した。

 同学園は知的障害・自閉症児者への理解を深めてもらうことを目的に、作業学習の中で生まれた織物や木彫りの作品などを展示する作品展を、1963年から開催している。98年からは俳優の舘ひろしさんがオープニングセレモニーに参加している。

 Tシャツ制作は2012年の50回記念で実施。その後、舘さんの勧めもあり、17年から毎年行っている。

 今回のTシャツは、昨年12月にJR東京駅の「動輪の広場」で行われた作品展「わたしたちが創る展」に合わせて制作された。利用者が描いた作品の中から、小学1年生から中学2年生までの6作品を舘さんがセレクト。背中の襟元には共通してペンギンのイラストがあしらわれ、正面には太陽や電車などが大きく描かれた5種類のTシャツが完成した。

 アゲハチョウやスズメバチなどをカラフルに表現した小学3年生の女の子は「図鑑をみながら大好きな昆虫をレインボー色で描いた。Tシャツはとてもかわいくて嬉しい」と笑顔をみせた。

 美術指導とデザインを担当した秦野養護学校教諭の竹内正幸さんは「Tシャツ制作が子どもたちの自信につながっている」と話す。高橋園長は「子どもたちの持つアートの力がクローズアップされ、社会と繋がる一つの手段になれば。今後も続けていきたい」とコメントした。

 TシャツはSサイズからXLサイズまで、数量限定で1枚2000円。

 問い合わせは弘済学園【電話】0463・77・3222へ。

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