壁の色や入口のアーチなど細部までこだわっている外観
「第13回ふるさと秦野生活美観表彰」の表彰式が２月17日に市役所で行われ、「トラットリアフーコ」（平沢２５４９の14）が大賞に選ばれた。
秦野市の景観まちづくりに貢献する市民や事業者等を表彰している同賞。今回は「思わず寄ってみたくなる、親しみあふれるお店」をテーマに市民投票により選定された。例年は11月３日の「市民の日」で投票が行われるが、今年はこのイベントが中止となったため11月中にインターネット等で投票が行われた。
今回の投票総数は８６４票。同店は８件の候補の中から、最も多く票を集め、大賞に選出された。同店の料理長・宅見知明さん（49）は「お客様が応援して、投票してくださったおかげです」と目を細める。
同店は２００８年に開店したイタリア料理店。宅見さんがイタリアに行った時のイメージからデザインを追求し、設計士と相談し一から建てた。色はイタリアでよく使われる薄いピンク色で、入口のアーチや飾りなど細部までこだわっている。宅見さんは「より愛されるように、清潔感あるこだわりぬいた外観をつきつめて、料理もイメージにあったものを提供しつづけたい」と話した。
大賞の盾を持つ宅見料理長
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