陶山理事長（右から３番目）が市長に目録を手渡した
福祉有償運送業務や高齢者の交流サロンなどを運営する特定非営利活動法人ミライボランティア南の陶山富之理事長らが３月８日秦野市役所を訪れ、高橋昌和市長に法人設立を報告。併せて市に車いす２台を寄贈した。
同法人は特に要介護・要支援の高齢者や、障がい者、障がいのある乳幼児や児童を持つ保護者らが外出の際に不便を感じていることに注目。より自由に、気軽に外出して欲しいと有償運送事業に乗り出した。陶山理事長は「南地域高齢者支援センターのサポートをはじめ、秦野市に協力をいただいた。地域貢献、社会貢献に役に立ちたいと、この事業を始めた。これをきっかけに福祉の輪を広げていきたい」と話した。同法人は会員予約制で、５００人の会員を目指すという。
また、高橋市長は「２台の貴重な車いすは、有効に活用させていただく」などと話した。
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