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秦野版 公開:2021年3月19日 エリアトップへ

鶴巻小 卒業生から1年生へ 児童主体「ミニはばたき祭」

教育

公開:2021年3月19日

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おばけやしきで6年生が演じるゾンビに驚く1年生
おばけやしきで6年生が演じるゾンビに驚く1年生

 鶴巻小学校6年2組(山本智洋(ともよ)担任)が3月8日・9日の2日間、昼休みの時間を使い1年生のための「ミニはばたき祭」を開催した。6年生が1年生をエスコートし、用意した4つのアトラクションを楽しんだ。

 ミニはばたき祭は、コロナ禍で中止になった昨秋の「はばたき祭」に代わり企画された。同祭を経験できなかった1年生の思い出にと、6年2組の児童発案で総合学習として実施した。

 ミニはばたき祭の話が出たのは昨年10月。最初は感染症対策をどう行うかを教員用のガイドラインをベースに会議し、教務の教員、校長、教頭、PTA、1年と6年の教員、養護教諭に順番に説明・説得していった。

 その後、例年人気の「おばけやしき」をはじめ児童発案の「謎解きゲーム」や、絵が得意な子が教える「イラスト教室」、校庭で遊ぶ「ケイドロ」を企画。PTA会長の講義や教員のアドバイスはあったが、準備は全て児童が行っている。

トラブル乗り越え

 リハーサル時に「問題が多すぎなうえ、内容も難しい」というトラブルに直面した謎解き班。一から問題を見直す事態になったが、メンバーで力を合わせ乗り切った。

 同班の加藤良唯人(らいど)さんは「みんな楽しんでくれたし、自分たちもいい思い出ができた。考える力も身に付きました」と話し、小野寺莉子(りこ)さんも「みんなの気持ちが一つになり、今できる全力を出して作ることができました」と語った。

6年2組らしさを

 「成功できたのはみんなのおかげ。感謝しかありません」と話すのは、おばけやしき班の坪井悠真(ゆうま)さん。同班ではテーマパークのおばけやしきを理想に、途中から「どう楽しませるか」より「いかに自分たちが満足するものを作るか」になってしまったという。

 「PTA会長の言葉で、それではダメだと気づきました」と語る沼田橙葵(ゆずき)さん。初心に戻り「今できる範囲でどう1年生を楽しませるか」を考え、レイアウトやおばけの配置、小物、演出などにこだわった。特に紙粘土の目玉は、手間をかけ制作した。6年2組だからこそできたおばけやしきに藤原諒太朗(りょうたろう)さんは、「みんなを喜ばせることができてうれしかった」と笑顔を見せた。

 山本教諭は「諦めず努力すること、支え合える仲間の大切さを改めて教えられた。とても成長を感じたし、自分も児童たちに負けないよう挑戦していきたい」と話した。

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