秦野市消防本部(三代茂一消防長)が3月10日、市内で人命救助をした澤村一雄さん(鶴巻在住・64)に感謝状を贈呈した。
今年1月下旬、鶴巻地区にある川沿いの畑で野菜の収穫をしていたときに、川に何かが落ちた音を聞いたという澤村さん。「助けて」という声を聞いて駆け付けたところ、女性が自転車ごと川に転落していたという。
消防団の経験もある澤村さんは、川の水深が浅かったことから冷静に判断して女性を救助し、消防に通報。澤村さんの迅速な対応で、けがは負ったものの幸い女性の命に別状は無かった。
澤村さんは「思っていたほど焦ることなく助けに向かえた。後日ご本人とご家族から無事退院できたと報告を受け、ほっとした」と振り返る。
消防庁舎で感謝状を手渡した三代消防長は「当日は気温10度で水温も低く、人通りの少ない場所。救助が遅れていたら命にかかわった可能性もある。とっさの判断で尊い命を助けていただき、感謝している」と話した。
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