並木町に移転した西地域高齢者支援センター
「西地域高齢者支援センター」の運営法人が４月１日から(有)たくみケアサービス（本社／平塚市・和田洋子代表取締役）に変わり、秦野市並木町５の５に移転した。
地域高齢者支援センターとは、地域住民の保健医療の向上と福祉の増進を包括的に支援することを目的に設置されている施設。秦野市内には７カ所設置され、主任ケアマネジャーや社会福祉士、保健師などのほか、認知症地域支援推進員や生活支援コーディネーターが担当地域住民の相談に対応している。
西地域高齢者支援センターは西、南地区の一部と上地区を担当。今年度から運営法人となった(有)たくみケアサービスの和田代表は「昨年度まで行ってきたことを引き継ぎ、利用者が安心して利用できるようにしていきたい」と話す。
同社は秦野市初となる「訪問看護ステーション」を１９９６年に立ち上げており、その後も、居宅介護支援サービス、看護小規模多機能型居宅介護サービス、訪問介護サービスなどを手掛けている。「これまでの経験がセンターでも生かせるはず。高齢者が病気にならず地域で過ごせるよう支援していきたい」と和田代表。また、超高齢社会の中で認知症患者も増加するなか「今後はセンターの一角を使って、口腔ケアの仕方や食事の作り方など、講座を通して家族の支援も積極的に行っていきたい」と話していた。
現在は、新型コロナウイルス感染症予防の観点から、相談窓口への来所は事前の電話連絡を勧めている。同センターの問い合わせは【電話】０４６３・７３・５７５１へ。
秦野市内の各地域高齢者支援センターに関する問い合わせは市高齢介護課【電話】０４６３・８２・７３９４へ。
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