公演に向けて練習を行うメンバーら（4月7日上公民館）
秦野を拠点に昨年旗揚げした「劇団ＢＯＷＺ（ボウズ） ＴＨＥＡＴＲＥ（シアター） ＣＬＵＢ-０（ゼロ）」が４月24日（土）、丹沢アートフェスティヴァルのオープニングイベントで公演を行うことになった。演出家・蘭（あらき）良太さん指導のもと、劇団の初お披露目となる本番に向け、５人のメンバーが練習を行っている。
もともと地域密着型のミュージカル劇団として、東京や長野で活動してきた同劇団。昨年秦野に拠点を移し、劇団名も新たに、メンバーを募って動きだした。しかしコロナ禍で練習もままならない状態に。そんな中で誘われたステージ。「稽古ができない不安もありましたが、せっかくなのでやってみようと」とメンバーの藍里なみきさんは話す。本格的な劇は時間的にも難しいため、当日は「ＢＯＷＺファーストステージイーストイング〜大海原の向こうへ〜」と題し、ダンスや歌を披露する予定だ。「劇団名の通りゼロから始めたメンバーの頑張りを見てほしい。明るい気持ちでお客さんを照らせたら」と藍里さん。蘭さんも「必ず面白いチームにしてみせる。秦野での初ステージ、この産声を聞いて欲しい」と話した。
イベントはイオン秦野ショッピングセンターくすのき広場で午前10時から午後４時半（同劇団出演は２時半頃）。無料。
ＣＦ（クラウドファンディング）で協力募る
同劇団では４月24日まで、今回の舞台衣装や宣伝カー用ステッカー等の資金を募るため、クラウドファンディング（以下ＣＦ）を行っている。現在は目標金額の16万円に到達しているが、コロナ禍で劇団員の募集も思うように進まない中「練習場所を借りるだけで精一杯」という現状もあるため、期限までは引き続き協力を募る予定だ。「旗揚げ公演となる大きなミュージカルをつくるには、最低15人は劇団員を集めたい」と話す。そのため、劇団を知ってもらえるよう、協力へのリターンも以前の公演を収めたＤＶＤ上映会への招待などが含まれているという。
ＣＦのアドレスはhttps://camp-fire.jp/projects/view/397009
ステッカーが貼られた宣伝カー
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