神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
秦野版 公開:2021年5月28日 エリアトップへ

味乃大久保 秦野産の間伐材を活用 売上の一部みどり基金へ

社会

公開:2021年5月28日

  • X
  • LINE
  • hatena
パーテーションの足を秦野産の木材で手作り
パーテーションの足を秦野産の木材で手作り

 市内飲食店「味乃大久保」(秦野市菩提147の5)が、秦野産材の間伐材を使ったパーテーションの足を手作りし、事業者向けに販売を行っている。里山保全のための活動で、売上の一部は秦野市みどり基金に寄付される。

 製作のきっかけは、コロナ禍で長らく店に設置している飛沫防止のためのパーテーション。これまでは既製品を使っていたが、「全てプラスチックは味気ない」と足を木製に取り替えられないかと考えた。

 知人に相談したところ秦野産の間伐材が手に入ることを知り、「せっかく作るなら地元のものを無駄なく使い、里山の保全にもつなげようと」と同間伐材を入手。里山ふれあいセンターを活用し、2人で加工作業を行った。

 足は2mmと3mmの厚さのパーテーションに対応。1組(2個セット)で税込660円、5組で税込3千円、10組で5500円で販売し、市内なら無料で配達してくれるという。1組売れるごとに、100円が秦野市みどり基金に寄付される。

 「長く使っているので、足が折れてしまうという話も聞いています。これも捨ててしまうのはもったいないので、温かみのある足に取り替えて再利用して欲しい。秦野らしい取り組みとして、市内に広がってくれたら」と店主の小野瀬幸弘さんは話している。

 購入希望者は同店【電話】0463・75・2522へ。

環境に配慮した取組み

 味乃大久保では、「かながわプラごみゼロ宣言」協賛企業等に登録し、プラスチックストローの「草ストロー」への切り替えや、紙素材のテイクアウト容器導入、エコバッグの推奨などプラスチックごみ削減に力を入れている。

 また、これ以外にも食材を余すことなく活用することによるフードロスの削減、紙ごみなど資源物の分別徹底、使い捨ての割箸をやめ繰り返し使えるプラスチック箸に取り替えるなど、「自身の店からできる環境への配慮」を行った店舗経営を行っている。

秦野版のローカルニュース最新6

抽選会の当選者決まる

丹沢まつりスタンプラリー

抽選会の当選者決まる

西商店会連合会

5月3日

点字の基本学びませんか

点字の基本学びませんか

点訳ボランティア講座

5月3日

四季折々の油絵を楽しむ

四季折々の油絵を楽しむ

「渋谷個展」 5月6日まで

5月3日

熱のこもった演奏を披露

熱のこもった演奏を披露

明大マンドリン 演奏会

5月3日

市民吹奏楽団が演奏会

市民吹奏楽団が演奏会

5月18日 文化会館

5月3日

セルフタッピングで自分を癒そう

【Web限定記事】はだの生涯学習講座

セルフタッピングで自分を癒そう

5月25日 本町公民館で

5月1日

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 10月27日0:00更新

  • 10月20日0:00更新

秦野版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook