はだのこども館(関野和之館長)で6月26日、小学生を対象にしたオリンピック・パラリンピック種目体験「ボッチャで遊ぼう」が行われ、13人が参加した。
この体験はパラリンピックの正式種目である「ボッチャ」に挑戦することでパラスポーツを身近に感じ、心のバリアフリーを育むために初めて企画された。「ボッチャ」は、重度脳性麻痺者や同程度の四肢重度機能障害を持つ人のためにヨーロッパで生まれたスポーツ。赤色と青色のボールを6球ずつ投げたり転がすなどし、白色の目標球にいかに近づけるかを競う。障害の有無を問わず楽しめる競技として注目を集める。
この日、講師を務めたのは神奈川県障がい者スポーツ指導者協議会・秦野支部長の赤坂美保子さん。子どもたちは4つのチームに分かれ、トーナメント戦を行った。
参加者はボールを投げる力加減がうまくいかずに苦戦していたが、試合を重ねるうちに、相手チームの球にぶつけて目標球から遠ざけたり、間に自身の球を投げ入れるなど頭脳戦も展開。1球ごとに一喜一憂し、白熱していた。
またパラスポーツについての説明や、目隠しをして笛の鳴った方向へ歩く「視覚障害体験」なども行われ、「白杖を持った人がいたら、そっと『何かお手伝いをすることはありますか』とぜひ声をかけてください」などと子どもたちに呼びかけた。
赤坂さんは「子どもたちは吸収力がとてもあって、すぐに上手になって驚いた。障害の有無にこだわらず、多くの人にパラスポーツを楽しんでもらえれば」と話した。
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