秦野市と東海大学の提携事業である、東海大学の教授らを招いた市民向けの専門学習塾「市民大学」が10月2日（土）から、秦野市立図書館で始まる。開講は以下の通り。
▽講義1「戦後文学を読む―東京オリンピックの年に考える日本社会―」全5回・午後1時半〜3時／第1回（10月2日）「野間宏『暗い絵』―集まることと考えること」講師＝日本文学科講師の木村政樹氏／第2回（10月9日）「坂口安吾『桜の森の満開の下』―人間は桜の花びらである」講師＝日本文学科講師の安達原達晴氏／第3回（10月30日）「福永武彦『廢市』―時代の陰画として」講師＝日本文学科講師の安達原達晴氏／第4回（11月7日）「三島由紀夫『金閣寺』と水上勉『金閣炎上』―事実と虚構の関係」講師＝日本文学科教授の大木志門氏／第5回（11月13日）「大西巨人『精神の氷点』―暴力についての言葉」講師＝日本文学科講師の木村政樹氏
▽講義2「萬葉集の世界20 巻三を読む―死者をいたむ歌―」全5回・午後3時10分〜4時40分／講師＝日本文学科教授の志水義夫氏／第1回（10月2日）「客人、逝く」／第2回（10月9日）「妻を失う」／第3回（10月23日）「妻を失う、その2」／第4回（10月30日）「皇子を送る」／第5回（11月6日）「大伴家の人びと」
高校生以上対象。各講義定員40人（申し込み先着順）。各講義、全5回一括の申し込みで、いずれの講義も資料代1000円（5回分）。申し込み・問い合わせは同館【電話】0463・81・7012へ。
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