道路沿いに咲くコスモス＝9月15日撮影
秦野市西田原にある畑の道路沿いで今年もコスモスが開花し、訪れた人々の目を楽しませている。
このコスモスは、「秦野市の里地里山を育む会（浅見一義会長）」のメンバーが植えたもの。同会は秦野市内でゴミ拾いや植樹など、1994年から休耕地の再生や森林保護活動を行っている。ラオスやカンボジアなど、市内に住む外国籍の人も所属しているのが特徴で、土地の管理をしながら環境美化活動にも力を入れている。
同地は4年ほど前に土地所有者から依頼されて、同会のメンバーが管理を任された。当初は敷地内で外国籍のメンバーが農作業をしていたが、「もっと地域の防犯力を高め、楽しんで歩ける場所にしたい」と、道路沿いに花を植えるようになった。夏にはヒマワリが大輪を咲かせ、早朝から観賞に訪れる人もいたという。
コスモスは畑周辺の道路5カ所で合計350メートルほどにわたって植えられ、花を咲かせている。浅見会長によると「今年は10月15日ごろまで花を楽しめるのでは。地域の魅力づくりに貢献できれば嬉しい」と話す。また畑にはヘチマ棚もあり、大きな実をたわわに実らせている姿を見ることができる。
同会では活動をまとめたページも公開中。詳細は下記アドレスから閲覧できる。問い合わせは浅見会長【携帯電話】080・1202・0420（受付は午後5時半以降）へ。
https://rarea.events/event/117868
たわわに実ったヘチマ
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