段違い平行棒の演技
南小学校６年生の富田心蘭（ここら）さんが、９月19日と20日に藤沢市の県立スポーツセンターで開催された神奈川県ジュニア体操競技選手権大会兼全国ブロック選抜Ｕ―12体操競技選手権大会神奈川県予選に出場。個人総合で２位に入り、11月13日（土）から14日（日）にかけて佐賀県ＳＡＧＡサンライズパークで開催される第16回全国ブロック選抜Ｕ―12体操競技選手権大会に出場する。
富田さんは「湘南とびおう体操クラブ」(秦野市平沢）に２歳から通い、運動する力を付けてきた。幼稚園の年長から選手コースに進み、本格的に体操競技の道へ進んだ。「スポーツは何でも好き。水泳も得意」と話す。跳馬、平均台、床、段違い平行棒の４種目を行う個人総合。中でも段違い平行棒は今回の大会の種目別で優勝を果たすなど、得意としている。日ごろ富田選手を指導している同クラブの武田晴信代表は「上半身のみの力を使う段違い平行棒は、この年代だと苦手な子どもが多いが富田選手はそこが特徴」と話す。
ケガもあったり新型コロナウイルスの影響で大会が中止になったり活動に影響が出るなか、ほぼ１年ぶりに出場した大会で全国出場を決めた。出場が決まっていた別の全国大会が中止になったため、全国大会へ出場するのは今回が初めて。
「ベストを尽くして全国優勝を狙いたい。オリンピックに出場できるような選手になりたい。将来は体操の先生になれるといいな」と笑顔で、大会に向けた目標や夢を話した。
大会に向け抱負を話す富田さん
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