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買って、食べて、応援しよう 社協が福祉施設応援カタログを配布
福祉施設応援カタログを持つ職員
秦野市社会福祉協議会がこのほど「福祉施設応援カタログ」を作成し、配布している。
このカタログに掲載されているのは、秦野市内の障害者就労支援施設。障害者へ就労の場を提供し、社会参加や自立支援を行っている施設で、お菓子やパン、餃子などの製造を行っている。しかし、コロナ禍で大規模なイベントの開催が中止になったり、お店への客足が減少するなどの影響を受けており「売り上げが減ってしまって、苦労しているとの声が出ている」と社協職員。こうした製造商品の売り上げが施設利用者の工賃となるため、売り上げの減少が続くと工賃の支払いや施設の維持なども難しくなってくるという。
そこでこれを機に、福祉施設で製造された商品を市民に広く伝えるとともに、それらを買うことで”福祉への参加と応援”をしてほしいと、今回カタログを作成した。
５施設を紹介
カタログで紹介されているのは大根工芸菓子工房「香音」、希望の丘はだのラポールセイカ、みのりの家、ハッピーラボ、にこにこパン工房の５施設。それぞれの施設の紹介のほか、どんな商品を取り扱っているか、金額や注文可能数、注文期限、配達の有無、問い合わせ先などが写真入りで掲載されている。
社協によると商品は個別包装も可能なため、秋祭りやクリスマス会などのイベントのお土産やプレゼントとして利用できるという。「利用者のみなさんが一つひとつ、丁寧に作っている商品です。ぜひ活用いただけたら」と話す。
カタログは社協窓口で配布しているほか、社協のホームページからのダウンロードも可能。
また、秦野市保健福祉センターで行われる古本市や子どもを対象とした健康診査等にあわせて各施設が出店していることもあり、開催日は社協のホームページで確認することができる。
■秦野市社会福祉協議会／秦野市緑町16の３秦野市保健福祉センター１階【電話】０４６３・８４・７７１１【URL】https://www.vnhadano.com
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