秦野市内での特産化をめざして今年度から試験栽培を行っている「青パパイヤ」の食育授業が10月27日、鶴巻小学校3年生を対象に行われた。
青パパイヤは鳥獣被害や病害虫にも強く、はだの都市農業支援センターを中心に希望した農家が現在栽培を行っている。特産品化に向けて次代を担う子どもたちに興味を持ってもらおうと同センターが各学校に働きかけたところ、鶴巻小が学校給食に使用してくれることになったという。
食育授業では同センター職員で自身も栽培を行っている桐山篤さんが講師を務めた。桐山さんは初めに、秦野市の農業の特徴が少量多品目の都市農業であることなどを説明。その後、青パパイヤの授業へと移り、鉢に植えた青パパイヤの木が教室に登場すると「すごい!」「実がなってる」など子どもたちは興奮し、大騒ぎとなった。桐山さんが「みんなはこの青パパイヤを11月22日に給食で食べられます」と宣言すると「イェーイ!」と大きな拍手で歓迎していた。3年学年主任の柳田大樹教諭は「実物を見ることが一番の学びになる。給食の日をメモしていた子もいて、思い出になると思います」と話していた。
研究会も発足
青パパイヤの認知度を高めるため、11月5日に秦野市農業協同組合青パパイヤ研究会(沼田良雄会長)が発足。11月11日には、メンバーが高橋昌和市長の元を訪れ、青パパイヤの寄付も行った。
メンバーらは来年度からの本格的な栽培のスタートに向け、青パパイヤの特徴や、特産農産物候補として学校給食への導入などもお願いしていた。
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