株式会社伊藤建設の伊藤正太郎代表取締役が11月1日、高橋昌和市長のもとを訪れ、食や命をテーマにした絵本『しらすどん』26冊を寄贈した。絵本は公立小学校13校と幼稚園8園、認定こども園5園に1冊ずつ配布される。
地元への強い思い
大根小・中学校出身で、以前は市内に事務所を構えていた伊藤代表。今も秦野にほど近い場所に住んでおり、自身の出身地である秦野への愛着から今回の寄贈を決めたという。
伊藤代表は箱根町の児童養護施設「箱根恵明学園」の子どもたちをディズニーランドに招待したり、コロナ禍では同学園に鉄棒など遊具の寄贈・施工を行うなど、以前から子どもたちへの支援を積極的に行っている。今回も「この絵本を通して食について考える機会を子どもたちにもって欲しい」という気持ちが込められている。
また、寄贈した絵本の作者である最勝寺朋子さんも、元タウンニュース秦野編集室の記者で秦野にゆかりのある人物。『しらすどん』で絵本作家になるという夢を叶えた同氏を応援したいという思いもある。
贈呈式のあと、歓談の席では高橋市長も趣味としている登山の話で盛り上がった。伊藤代表は「山を趣味にしてから、何でもっと若いうちに秦野の魅力に気付かなかったんだろうと思いました」と、ここでも秦野への愛着を覗かせた。
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