全国大会
秦野市を拠点に活動している女子中学硬式野球倶楽部「西湘Ｆｕｔｕｒｅ」（部員32人）が今年の２大会で準優勝の成績を収め、活躍している。
９月に群馬県で行われた「第７回全国女子中学生硬式野球選手権大会」では初戦厳しい戦いだったものの逆転勝ちで勢いをつけ、次戦・準決勝を順調に勝ち進み、決勝戦へ。決勝ではシーソーゲームで延長戦となり、表で２点先取するも裏で３点取られ惜しくも準優勝となった。同大会で防御率０点台で打率５割を記録し優秀選手賞に選ばれたキャプテンの近藤由（ゆ）唯（い）さん（座間・３年）は「体力的にも精神的にも苦しい状況もありましたが、皆で声を掛け合うクラブの良さが出た大会でした」と話した。
３年生が抜け１・２年生の新チームで挑んだ11月に和歌山県で開催された「第３回リトルシニア関西連盟中学女子硬式野球大会」。相手は３年生中心のチームばかりの中、予選リーグで４位につけ決勝トーナメントへ。準決勝は１回裏で３点を取りそのまま逃げ切り勝利。続く決勝では２日間で４試合という疲れが出て２対７で敗れ準優勝となった。全国大会後代替わりしてキャプテンを務める東璃音（りおん）さん（平塚・２年）は「大会では今までにないくらい声をかけあいまとまりが出て全員試合に集中できていました」と振り返った。
同倶楽部の加藤文彦監督は「どちらの試合も皆よくやってくれた。今後は競った時に勝つために、どう鍛えていくか」と意気込みを話した。同倶楽部では今月12日に小学生向けの野球教室も企画している。
関西大会
|
秦野版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
＜PR＞
