「製造元直売所 手打ち十割そば処 丹沢そば本店(石井勝孝会長)」のそば畑で4月25日、ドローンを使った追肥作業が実施された。同社では農業の6次産業化を目指すとともに、次世代の農業のすそ野を広げるために「農業アカデミー」を開校し、そば栽培のノウハウなどを指導している。同社では、大型農機具を複数導入するなど、秦野市内の農業において近代化を進めてきた。
今回は同アカデミーの会員でもあり、ドローン空撮や農薬散布、機体の販売や操縦のスクールなどを手掛ける企業「コヤワタドローン」代表の大田晴啓(はるひろ)さんが参加。持参した農業用の大型ドローンを操縦し、2メートルほどの高さから粒状の肥料を撒いた。何度か肥料を詰め替えたものの、短時間で広い畑の追肥作業を終えた。その後ドローンは車に積まれ、市内各地の同社が手掛けるそば畑を回り、作業を行った。
石井さんは「これからの農業は近代化していくことが不可欠。鳥獣被害対策としてドローンを飛ばすことを実験的に行い、手ごたえを得て今回に至った。人の手による作業では時間もかかるし重労働。これからはこうした最先端の技術をさらに導入したい」と話す。
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