秦野市が構築した総合防災情報システムの操作法を学ぶ「やさしい防災講習会」が7月15日から8月1日に市内11の公民館で行われ、11カ所の開催で合計87人が参加した。
65歳以上の高齢者を対象に行われた同講習会。「総合防災情報システム」のスマートフォンでの使い方を学んでもらうことを目的にしている。
講習会に訪れた人の最高年齢は92歳。受講者からは「災害に備え操作に慣れておきたかった」「来てよかった」などの意見が寄せられた。市防災課では「デジタルデバイドの解消に向け、講習会やイベントなどで今後も広く周知していきたい」と話している。
防災への備えや災害情報を一元化したシステム
総合防災情報システム(https://iot.trims-cloud.net/hadano_bosai/deploy/html/index.cgi)は、避難所マップやハザードマップなど防災への備えに役立つ情報に加え、現地の被害状況や避難所開設情報などをリアルタイムに発信するシステム。状況に応じた的確な避難行動を促すことを目的に市が構築し、7月1日から運用している。
パソコンやスマートフォンでアクセスすることで、災害時に最新の情報をこれまで以上に詳しく得ることが可能に。スマホはGPSとも連動している。また、現地を確認した市の職員がその場で情報を更新、本部と情報共有が可能なため、迅速な被害状況の発信ができるのも特徴となる。
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