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腰痛・膝痛 梅雨時は症状悪化に要注意 取材協力／ゆたか整形外科
「間もなく梅雨の季節。昔から『雨が近づくと体が病む』などと言われますが、これは迷信ではなく理由があります」と、ゆたか整形外科の川名院長は話す。
痛みの理由については諸説あるが、雨そのものよりも気圧や気温に関係しているとされる。 低気圧が近づくと身体は外圧の変化に順応しようとする結果、自律神経の乱れが生じ、交感神経が刺激されることにより痛みや凝り、張りが出て腰や膝の症状が出やすくなる。また気温が下がると血管が収縮して組織への血行が悪くなり、痛みの感受性も増し、さらに症状が悪化する。
対策としては、まず体を冷やさないこと。腰が重くだるい場合は筋肉が凝っているので、その部分を温めると改善する。また全身の筋肉をほぐすような体操など軽い運動も血行がよくなり症状の緩和につながる。
「しかし何でも天気に関係していると思い込むのは危険です。それ以外の原因も考えられるので、いつもと違うと感じたら症状が軽いうちに医師の診療を受けることもお勧めします」と川名院長は話している。
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