市社協 創作漫画で意識調査へ 回収率UPに一手
三浦市社会福祉協議会はこのほど、漫画で表現したボランティア(市民活動)に関する意識調査表を初めて作成した。同社協では、今後のボランティア活動推進計画に反映させるために、多くの市民の考えを把握したいねらいがある。
今までは通常のQ&A方式の調査票を用い、意識調査を行なっていたが、回収率の低迷が課題となっていた。同社協の会議で「今までのことは一度ゼロにして新しいことをやってみよう」という観点から練り出されたのが、漫画による調査票だ。
漫画の主人公の名前はボラ君。例えば「地域社会の中には様々な問題があります。あなたならどうしますか」という質問ほか、地域社会の中での課題やボランティアについてなどを漫画で表現し、設問として取り上げている。
アンケートは用途によって適切に回答が得られるように、ボランティア経験者用と未経験者用の2種類を作成。アンケートはA3を2つ折りにしたもの。各1500部計3000部を印刷。無作為に抽出された家庭に経験・未経験者用各1部2部セットで8月までに発送する予定となっている。同社協では、半分以上の回収率を期待しており「一人でも多くの市民の考えを得るために協力をお願いします」と呼び掛けている。
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