神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
三浦版 公開:2012年9月21日 エリアトップへ

ごみ削減 プラ混入NO水切り徹底 市長が駅前で呼びかけ

公開:2012年9月21日

  • LINE
  • hatena
帰宅途中の人にティッシュを配る市長
帰宅途中の人にティッシュを配る市長

 市は生ごみの水切り徹底と一般ごみへのプラスチックの混入防止を市民に呼びかけるキャンペーンを13日、三崎口駅前で行った。「ごみダイエット大作戦、プラ混入NO、水切り徹底」と名付けられたこのキャンペーン、吉田英男市長らが帰宅ラッシュ時の駅構内に立ち、サラリーマンや学生に水切りの徹底などを呼びかけた。

 三崎口駅前で吉田市長は拡声器を手に「ごみ焼却施設を持たない三浦市は、来年度から横須賀市にごみ焼却を請け負ってもらえるようお願いしている。市民一人ひとりが水切りとプラスチックの混入を防ぐなど、ごみの減量や分別に協力してもらうことが不可欠。また、減量化は税金の支出を抑えることに結びつく」と帰宅途中のサラリーマンに協力を呼びかけながら、職員とともに啓発用のティッシュを配った。

 焼却施設を持たない三浦市は、横浜市などに一般ごみの焼却を委ねているが、来年度からごみ処理の広域化パートナーとなる横須賀市に一般ごみの処理を請け負ってもらえるよう依頼している。そこで問題なのが、三浦市の一般ごみの水分率とプラスチック類の混入率の高さが横須賀市に比べて高いこと。燃えるごみ全体に対して占める水分は、横須賀市が約50%に対して、三浦市は60%と10%も高い。市は、ごみの受け入れを横須賀市に依頼している以上合わせる必要があると判断し、市長自らが市民への協力呼びかけとなった。

 平成22年度市のごみ処理費用は、人件費や運搬費などを含めた総額約8億2千9百万円。排出量は約1万9千t、その内燃えるごみなど一般ごみは約1万tだ。ごみ処理費用は重さで決まるため、仮に10%量を減らすことで約2400万円の削減につながる。「全て税金。一絞り、二絞りがごみ処理における費用削減につながる。ぜひ協力を」と市廃棄物対策課は話す。また、横須賀市に比べてプラスチックの混入率も課題のひとつとなっていることから「プラスチック類の分別もあわせてお願いしたい」としている。 
 

三浦版のトップニュース最新6

地域福祉「主役は住民」

三浦市社協

地域福祉「主役は住民」

第5次活動計画を冊子化

4月26日

牛の赤ちゃん誕生

初声高

牛の赤ちゃん誕生

人工授精で繁殖成功

4月26日

4月17日から実証実験

かなライド@みうら

4月17日から実証実験

夜間限定で1日5台運行

4月12日

小中学力テストの対象拡大

三浦市教委

小中学力テストの対象拡大

今年度から新プロジェクト始動

4月12日

旧三崎中に複合施設整備

三浦地所

旧三崎中に複合施設整備

今秋ごろから順次開業へ

3月29日

浦賀沖でサーモン養殖

浦賀沖でサーモン養殖

若手漁師ブランド化めざす

3月29日

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

三浦版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

三浦版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook