茅ヶ崎市制70周年記念アロハのデザインを担当した 高橋 菜摘さん 柳島在住 29歳
思い立ったらやってみる
○…「トレンドにとらわれず茅ヶ崎らしさを入れたかった。絵心が無いから手書きのデザインがイメージ通りの形になって感動した」。このほど茅ヶ崎アロハ委員会が市制70周年を記念したアロハシャツを制作。女性委員が中心となって制作した今回、委員を務めながらデザイナーとして参加した。現役モデルのキャリアを生かし、デザインやシルエットなど他のメンバーと細部にまでこだわった。
○…茅ヶ崎生まれ茅ヶ崎育ち、現役モデルとして活動する傍ら1児の母として子育てに奮闘する。歌やダンスが好きだった快活な少女は、中学時代にオーディションに合格しCDデビュー直前まで話が進んでいた。しかし思い描いていたものと「何か違う」と感じ、歌は断念。その後、高校に進学すると憧れの雑誌「Cawaii!」のモデルが先輩にいたことから「自分も表現する側になりたい」とモデルに応募。一発合格を果たし半年後に専属モデル、さらに半年後には表紙を飾り、人気モデルへの階段を一気に駆け上がった。「当時は学校、モデル、バイトで忙しかった。青春してた」と白い歯がこぼれる。
○…21歳でサーフ&ストリート雑誌「Fine」の専属モデルに抜擢。趣味が功を奏し「スノボが出来るモデル」としてあらゆるスノボ企画を担当。モデルという表舞台だけでなく舞台裏にも携わったことでプロデュースする側にも関心を深めた。「疑われるけど実は人見知り。でも自分を表現したい」と悪戯な笑みを浮かべ「思い立ったらやらないと気が済まない。人と同じこともしたくないです」
○…現在はモデル業のほか、アパレルブランド「ROXY」のアンバサダーとしてスノボウェアなどのPRやスノーボードのウェブマガジンの編集長を務めるなど多方面で活躍中だ。「これからも大好きな茅ヶ崎をもっと自分なりにPRしていきたい。生まれ育った故郷に恩返しがしたいですね」と大きな瞳を輝かせた。
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