停電時に"ニョキッ" LED電球 柄を伸ばせば懐中電灯に
昨年夏に東京電力が行った計画停電や、37年ぶりに発動された電力使用制限令を受け、省エネに対する関心は企業、家庭の垣根を越えて広がりを見せる。様々な節電商品が発売されるなか、一風変わったアイデアで消費者の注目を集めるグッズも増えてきた。
LED製品の開発販売を行う神農流通(株)(本社/四之宮・小瀬村尚志社長)では、照明としても懐中電灯としても使える、電球型LEDの販売が好調だ。
3ワットの省電力で長寿命というLEDの利点と、非常時に活躍する光源としての安心感が人気を呼び、震災以降販売数が急増。同社の井上浩一さんは「省エネはもちろん、蓄電への備えを考える家庭が増えてきていることも関係しているのでは」と話す。
ソケットに挿して使用していれば、内蔵バッテリーが自動的に充電される。取り外してスイッチを付けると懐中電灯として携帯可能に。握りやすいよう、根元部分が4センチほど伸縮する仕組みもユニークだ。
同社は、官公庁や医療機関、屋外防犯灯などのLED化を推進する一方、小学校にLED型の蛍光灯を設置し、子ども向けの啓発活動も行っている。「LEDはCO2の削減という大きなメリットもある。この部分が認知されていけば、ますます普及が進むのでは」と井上さんは期待している。
問合せは同社【メール】info@jinnou-led.comまで。
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