海と遊び、海に学ぶ 大磯で小中学生がヨットや漁業体験
マリンスポーツや漁業体験を通して、子どもたちに海とのふれあいや環境保全への関心を深めてもらおうと、「いそっこ海の教室2011」が、大磯港とその周辺の海で8月6日に行われた。地元の小中学生らが参加し、スノーケリングやボディーボード、ヨットを体験したり、定置網漁を見学したりした。
体験会は、港を拠点にした活気あるまちづくりの推進を目指す、大磯港みなとまちづくり協議会と、同教室実行委員会が主催した。今年で7回目を数える。大磯町や二宮町などのほか、横浜市と都内からも小学生と中学生46人が参加。大磯町漁業協同組合や大磯ヨットクラブなどの団体、企業も協力し、スノーケリング、アウトリガーカヌーと漁業体験、ボディーボード、ヨットの教室が開かれた。
漁業体験では、10人の子どもたちが大磯港から漁船に乗って定置網漁を見学。漁師に手を添えてもらいながら魚のさばき方も学んだ。「骨づたいに包丁を入れて切るのがコツ」「刺身で食べる時は皮を取るけれど、煮魚や焼き魚にする時は身が崩れないように皮をつけたままにして」という説明を聞き、ワカシの「大名おろし」に挑戦した。昼食後は参加者全員が北浜海岸に集まり、ビーチサンダル飛ばし競走で盛り上がった。
ビーサン飛ばしで1位になった譲原涼介くん(二宮中学校1年生)と兄弟で参加した譲原育吹(いぶき)くん(二宮小学校4年生)は「カヌーを漕いだことが楽しく、漁で鯛が獲れたのもよかった。魚も上手にさばけました」と話していた。
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