今年創立70周年を迎えた市立多摩中学校で11月11日、記念式典・祝賀会が盛大に行われた。
同校は、1947年(昭和22年)に多摩村立の中学校として、多摩小学校の中に設置され、1972年(昭和47年)に永山中学校が開校するまで、市内で唯一の中学校だった。これまでに1万1507人の生徒が同校の門をくぐってきた。
今回、創立70周年を迎えるにあたり、学校、歴代の卒業生学期代表が集まって実行委員会を結成。1年以上をかけて式典や祝賀会など、記念事業の準備を進めてきた。
迎えた式典当日、阿部裕行市長、清水哲也教育長をはじめ、歴代校長や多くの来賓、PTA、保護者が出席。冒頭、登壇した前島正明校長は「本日めでたく創立70周年を迎えることができた。将来国際社会で活躍できる人材、心身共に健康で、自分自身と社会の明るい未来を築くことのできるたくましい人材の育成に全教職員で全力を尽くしていきたい」と式辞を述べた。その後、阿部市長、清水教育長、15代校長の原島久男氏、PTA会長の比田井秀美氏が祝辞を述べ、創立70周年記念事業実行委員会の森田利夫実行委員長から水野さつき生徒会長に記念品の目録が手渡された。
生徒代表として登壇した関根遥前生徒会長は、学校行事を振り返りながら「一人ひとりが自分自身の意思を持ち、絆を深めて協力していきましょう。これからも多摩中の伝統である『多摩中魂』『チョボラ』の精神を持ち続けてこの学び舎での生活を楽しんでいきましょう」と全生徒に投げかけ、出席者に挨拶した。その後、スライドを使った70年の歩みや、生徒たちによる「ザ・多摩中検定」で会場は盛り上がりを見せた。また3年生、全校生徒による合唱も披露され、式は盛況なうちに幕を閉じた。
式典の後には、祝賀会が催され、歴代の卒業生たちが集まり、昔話などに花を咲かせていた。
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