持続可能な社会の作り手を育てることを目的に、2016年から多摩市教育委員会が実施している「多摩市子どもみらい会議」。今年も2月2日、サンリオピューロランド内「館のレストラン」で開催された。
多摩市内の全公立小中学校では、「持続可能な開発のための教育活動(ESD)」に取り組んでいる。その中で子どもたちが1年間取り組んできたまとめを発表し、「よりよい社会の創造」について考え、今後自分たちが取り組むべきことを協議してメッセージを発信する場として、実施されているのがこの「みらい会議」だ。
今年度は、東寺方、聖ヶ丘、東落合、貝取の4小学校と、落合中学校が参加。「環境」をテーマに、東寺方小は「ひのきの森のプロジェクト」、聖ヶ丘小は未来の聖ヶ丘を住みよい町に」、東落合小は「身近な自然環境をよりよく」、貝取小は「生き物と自然のつながり」、落合中は「3Rsで何ができるか」を発表した。発表後には、子どもたちが各グループに分かれ「30年後の多摩市が今以上に豊かな環境を持ち続けるために」をテーマに話し合い、そこで決まったメッセージ「全ての世代が 自分たちに出来ることを知り、連携して実行しよう!」を発表した。
今回参加した子どもたちは「他の学校の人たちも環境について深く考えているなと感じた」「いろいろな人と意見交換が出来て自分が持っていなかった意見も知れて良かった」と感想を話していた。
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