1月2日・3日に行われる「第95回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)」に3年連続で出場する国士舘大学を応援しようと、地元の永山地域・地域活性化実行委員会やグリナード永山会、多摩市らで結成された実行員会の主催による壮行会が12月15日、グリナード永山2階つばさ広場で盛大に行われた。
永山の多摩キャンパスを練習拠点としている国士舘大学陸上競技部。箱根駅伝には過去46回出場し、1964年と67年の総合3位が最高成績。昨年は、総合19位で、目標としていたシード権を逃した。昨年10月に行われた予選会では、9位に入り、3年連続47回目の本選出場を決めた。
例年、地元で練習に励む選手たちを応援しようと、永山地域・地域活性化実行委員会が企画し、永山団地名店街で壮行会を実施。今年はより多くの市民の声援を選手たちに届けようと、グリナード永山会らも加わり、永山駅前のグリナード永山2階つばさ広場に場所を移して開催された。
当日は、同大学の添田正美駅伝監督、ジェームス・ムワンギ駅伝コーチ、16人の登録メンバーのうち12人が出席。冒頭、阿部裕行多摩市長、岩永久佳多摩市議会議長が登壇し選手たちを激励。続いて、同大学の角田直也副学長、村岡幸彦体育学部学部長が挨拶し、会場を訪れた市民約350人に応援を呼び掛けた。
登壇した添田監督は「一昨年、昨年と後ろの方でレースを進めてしまい、襷を繋げない状態で終わっている。その悔しい思いを持って、一本の襷をゴールに繋いでいきたい。今、うちにはケニア人留学生もいる。今年すごく成長した。良い流れをチームに作ってくれるだろうと思う。それをチーム全体で、陸上競技部全体で、大学全体で、多摩市民の皆さん全体で、国士舘大学を良い結果に持っていきたいと思っているので、応援よろしくお願いいたします」と抱負を語った。
壮行会に出席した選手らの紹介が行われた後、選手を代表して多喜端夕貴主将が挨拶。「箱根駅伝に出場することができたのは、自分たちの力だけでなく、監督、コーチ、支えて下さる方々や、皆さんのご声援があったからこそ。当日は感謝の心を持って、チーム一丸となって頑張っていきたいと思うので、応援のほどよろしくお願いします」と意気込みを語った。
その後、地元の瓜生小学校の児童と永山の地域活性化キャラクター「永どん」による応援のくす玉割りが行われ、花束とお菓子で作られた襷が選手に贈られた。最後は、多摩走友会の音頭で「頑張れ」コールが行われ、会場が一体となって選手たちにエールを送った。
なお、箱根駅伝は2日午前8時にスタートする。
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