「会社として、地域社会に貢献していくことを方針にしています」。そう話すのは(株)多摩ニュータウンサービス専務取締役の萩生田尚樹さんだ。
多摩ニュータウンの開発の際に、生活再建者として会社を創業。ニュータウン開発に関する建設に携わり、住宅まわりの修繕と、造園、建築、土木などの公共事業を両輪に地域に根差した企業として、ニュータウンと共に歩んできた。
「毎年、一ノ宮公園で子ども向けのイベントをやっているのは知っていたので、声を掛けていただき、ぜひにと参加させてもらった」と、昨年から協力企業に名を連ね、資材の運搬など裏方の仕事を担った。その昨年、前日までの大雨で開催が危ぶまれていた。当日雨はあがったものの、会場にはいたる所に水たまりができていたため、早朝から会社にあるバキュームカーを使って、水たまりの水を吸い上げ、会場を整備。子どもたちが安全に楽しめる足元を作った。
「多くの大人、企業や団体が協力して子どもたちのために動く。こうした子どもだけでなく、大人も楽しめるイベントは、多摩市の中で他にはないのでは」と笑顔で魅力を語る。今後はワークショップでの参加や、所属する団体での参加も検討していきたいという。
「多摩市民にとって思い入れのある花火もあがる。聖蹟だけでなく、多摩センターで開催するのもいいかも。大きなイベントに育っていければいいですね」と期待を寄せる。子どもたちの未来のために、地域の企業としてイベントを支えていく。
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