聖蹟桜ヶ丘駅西口広場で12月14日(土)、午後5時からイルミネーション点灯式が行われる。
かつて、冬の聖蹟桜ヶ丘駅前を彩っていたイルミネーション。東日本大震災以降、中止となっていたため、地元住民有志で復活できないかと思案していた。そうした中、昨年、市内の小学6年生が総合学習の時間にエネルギーについて学んでいることを知り、連光寺小学校、多摩第一小学校に相談。両校が学習の成果を実践する場にと快諾した。加えて、京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンターの協力も得て、7年ぶりに広場の植栽にイルミネーションの明かりが灯された。
再エネを利用
イルミネーションに使われた電気は、子どもたちが自ら発電したもの。今年は、東寺方小学校の6年生も加わり、各校の児童が、学校の屋上に設置された風力や太陽光発電装置、近隣の川で水車、スクリューを使って発電した電気を6Ⅴのバッテリーに充電。連光寺小学校では、今年は自転車を使った発電にも挑戦しているという。その電気を使って、広場の植栽に飾られた電飾の他に、LEDを使った光のメッセージの点灯も予定されている。
企画を立ち上げた小林昭一さんは「同じ6年生でも顔ぶれが変わると前年のものに少しづつ改良が加わっていく。その子どもたちのバージョンアップが楽しみで、発想力の豊かさに驚かされる。ぜひ子どもたちの学びの成果を見に来ていただければ」と呼びかけている。
なお、点灯式当日、午後1時30分から設営準備が手伝いできる人を募集中。ライトアップは21日(土)まで。時間は午後5時から8時30分。問い合わせは、小林さん【携帯電話】090・2764・4672、【メール】bxl06152@nifty.comへ。
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