小学生たちが再生可能エネルギーで作った電気を使ったイルミネーションが昨年12月14日から21日までの1週間、聖蹟桜ヶ丘駅西口広場の植栽に飾られ、周囲を色とりどりの灯りで彩った。
東日本大震災以降、中止されていた駅前のイルミネーションを復活させようと、一昨年、地元住民有志の呼びかけから始まったこの企画。京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンターの協力のもと、多摩第一小学校、連光寺小学校の2校と、今年から東寺方小学校が参加して行われた。
このイルミネーションの特徴は、その3校の6年生自らが作った電気を使用していること。3校とも総合学習の時間にエネルギーについて学んでおり、その実践の場として、学校の屋上で風力や太陽光、近隣の川で水力を使って発電した電気を、6Vのバッテリーに蓄電して利用している。
初日の14日には、同所で点灯式が行われ、各校がどのように取り組んできたかを発表した後、点灯。また各校が考えたLEDのメッセージボードも披露された。
今回の企画の発起人でもある小林昭一さんは「今年は3校になり、昨年よりも多くの人に集まっていただけた。多くの人たちが小学校での取り組みを知る良い機会にもなり、6年生がどのように関心を持って取り組んでいるかを知ることができて良かった」と話していた。
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