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多摩版 公開:2020年9月10日 エリアトップへ

笑顔でハチミツ採り 多摩中 地域の協力得て

教育

公開:2020年9月10日

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(右上)抽出されたハチミツをろ過する生徒たち(左上)巣箱から巣脾(すひ)を取り出す作業を見学(下)蜜蝋(みつろう)を削る作業を体験した
(右上)抽出されたハチミツをろ過する生徒たち(左上)巣箱から巣脾(すひ)を取り出す作業を見学(下)蜜蝋(みつろう)を削る作業を体験した

 市立多摩中学校(千葉正法校長)で9月5日、同校チャレンジ部と野外活動部の生徒たちが地域の協力を得て、ハチミツ採りを行った。

 チャレンジ部は、特別支援学級となるF組の生徒を中心とした部活で、料理や学校菜園の作業などを通して自立を目指す活動を行っている。今年度は、顧問の小田和幸教諭がかつて個人的に養蜂にチャレンジした経験があることから、生徒たちの賛同を得て養蜂活動を行うことを決定。以前勤めていた東愛宕中学校で取り組んでいた経験もある千葉校長や、養蜂に詳しい同校の元校長で多摩市教育委員の原島久男氏、地元自治会、地域学校協働本部の協力を得ながら夏休み明けからスタートした。

 今回はチャレンジ部に加え、野外活動部も一緒にハチミツ採りに挑戦。屋上に設置された巣箱から、ハチが蜜をためる巣(す)脾(ひ)を取り出す作業を防護服を着て見学。その巣脾にできた蜜蝋(みつろう)を削る作業と、分離器で分離してろ過する作業を体験した。採れた濃厚なハチミツの香りに「い〜い匂い」と喜ぶ声を上げていた。

 採取した約3リットルのハチミツはビン詰めされ、お土産として持ち帰った。1年生の男子生徒は「体験出来て楽しかった」と感想を話した。小田教諭は「虫が嫌いな子どもたちが多かったけど、今回夢中になって作業し、ハチミツが採れた時の歓声を聞いてやって良かったと感じた。今度の冬を越せて春にまた採取できたら、ラベル張りや販売にもチャレンジし、子どもたちの自立に向けて取り組めたら」と話した。

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